今日は打ち合わせやセミナー参加で朝から県庁周辺をうろうろしておりました。
日差しを浴びるとまだまだ暑いですね。ときどきコンビニで涼みつつ、建物の陰から陰へと移動します。午前の打ち合わせは県庁にて。一度戻って昼食を取った後はセミナー参加のため某バス会社のビルへ。
「エコツーリズム」という言葉にはいろいろな定義があるのですが、大雑把に言うと地域の人々が主体となり地域資源を活用した観光で地域振興を行う、といったところでしょうか。ここでいう地域資源は自然環境に限らず、その土地の文化や伝統、歴史、そこに住む人々など幅広く含まれています。
キュリオス沖縄は沖縄県南北のフィールドを利用させていただいており、特定の地域に根ざしてその地域でのみ活動しているわけではありません。それで言うと地域の人々からは「よそ者」ということになります。そんな僕らとしては、よそ者として如何に地域へ貢献できるかということが課題となり、まだ答えを模索する中にあります。
私たちはその地域の自然環境に魅了されて利用させてもらっているので、もしもその地域が主体となってフィールドの保全・管理のための取り組みを行うならば、もちろん私たちにできる最大限の協力と応援をしたいと考えています。
今回のセミナーでもエコツーリズムでどのように地域づくりを行うかが焦点になったのですが、そういった地域づくりに参画しているセミナー参加者の方々は僕らのような「よそ者」とお互いにどう協力できるかを考えてくれていたので、とても前向きな想いをもって会場を出ることができました。
私たちは沖縄という大きな枠で「地域」を捉えていますが、フィールドを利用している各地域への貢献も忘れることなく、活動を進めていきたいと思います。
ということで今回のセミナー主催者のおきなわ環境クラブさんやエコツーリズムの事例・成功例として話題に上がった国頭村、長野県の南信州観光振興社のリンクをご紹介。
(仲栄真)