恩納村の海岸下見

シェアする

恩納村の海岸に、フィールドの下見に行ってきました。

dsc08833

台風の影響で波はちょい高め。

dsc08831

隆起サンゴ礁が波による侵食を受けてできたダイナミックな地形も、ここの魅力です。

dsc08842

岩肌にはサンゴや二枚貝の化石も。こちらは単体性造礁サンゴのクサビライシ類。

dsc08844

こちらはオオトゲサンゴの仲間。キクメイシ類(サザナミサンゴ科)に比べて隔壁(放射状に並んでいる部分)が分厚いのが特徴。

dsc08847

貝類の化石もちらほら。

干潮のときに見られる潮間帯生物を確認するために波打ち際へ。

dsc08834

ニセクロナマコ。

dsc08866

水面で腕をフリフリして食事中のウデフリクモヒトデ。水面に浮いている泡(サンゴの粘液とプランクトンの死骸なんかが混ざったもの)が奴らの餌です。

dsc08885

イボタマキビ(窪みにいる黒いツブツブした貝)。高潮帯(潮が目一杯満ちてくると水をかぶる場所)にいます。海岸で寝る場合、こいつらのいる場所で寝たら水没しますね。

そしてちょっと移動して、

dsc08862

よく来る人はこの写真だけでどこか分かるかも。巨岩の中が抜けて洞になっています。

dsc08872

内部はこんな感じ。よく見ると天井に石灰岩の柱が垂れていて現在進行系で雨による侵食を受けていることがわかります。

dsc08877

現在の潮線の少し上あたりの窪みは、洞内に入り込んできた波によって侵食された跡。

dsc08864

そしてこんな洞の上にも海岸植物が。中央少し右にソテツが見えます。

ここのもう一つの見どころは、沖縄の海岸植生がわりときちんと残っているところです。まずは波打ち際に近い最前線から。

dsc08840

花をつけたウコンイソマツ。

dsc08890

ソナレムグラ。

dsc08897

ソナレムグラの花。

dsc08892

こちらはイソフサギ。赤く見えるのは花です。

dsc08900

イソフサギとウコンイソマツ(少し奥の方)こんな感じで岩礁の窪みを埋めるように生育します。

dsc08893

ホソバワダン(ンジャナ)と思われるが、要確認。

dsc08853

イソノギクの白い花。

dsc08895

ボタンボウフウ(長命草)。

ここからちょっと陸寄りに移動して、

dsc08857

ハマゴウ。

dsc08907

マメ科のハマササゲ。

dsc08898

こちらは木本(もくほん)のクサトベラ。

dsc08910

さらに陸に上り、海岸植生も背が高くなり「海岸林」になるあたりにはアダン。

dsc08912

葉の縁だけでなく、よく見ると裏側の中心にも棘がついています。

dscf4002

まだ青い実もついていました。

という感じで、海プログラム実施のイメージもついた所でタイムアップ。ここは本当はもっと真面目に見れば海岸植物の種数が出るのですが、今回は時間が足りなかったのでまた次回にでも。

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です