朝から砂浜めぐり

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今朝は事業所に到着と同時にボスから

「海の砂を調べたい」

というめんどくさい力強い要望をいただいたため、午前中は近くのフィールドへ。

まずは人工ビーチの砂ってどんなだっけ?ということで那覇市内のビーチへ。

 

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途中で新しく大きな建物が立っているなぁと思ったら大型客船でした。

 

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波で打ち上げられたものが帯状にまとまっている打ち上げ帯周辺を散策。

 

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観光客で賑わっていました。

 

急にカタブイに降られて撤退。次は自然海岸の砂を見に行こう!ということで浦添へ移動。

 

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入り口の様子が以前とちょっと変わっていました。

 

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以前より減ってはいるけど、マガキガイの殻が多い。

 

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殻の形が猛毒をもつイモガイに似ていますが、殻口のところに凹みがあるのがマガキガイです。

 

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タイワンガザミのオス。脱皮殻がいくつか漂着していました。

 

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通称 「砂茶碗」。タマガイの仲間が卵と砂をいっしょに固めたものです。たくさん落ちていました。

 

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海岸沿いに道路建設中。58号線と平行して那覇につながる道、になるようです。

 

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車道を挟んだ反対側は絶賛工事中。

 

工事の都合で海に放り込まれた礫の周囲にルリスズメダイやツノダシがふらふらしててボスも大興奮。干潮の時間を過ぎる前に退散したかったのでボスを急かしつつ自然海岸の砂もサクッと観察。気になるものは持ち帰って調べることに。

 

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別の日にとってきた某人工ビーチでの拾い物。人工ビーチの砂は深いところから取ってきているので、深いところに住む生き物の殻が多くみられます。

 

「どこの砂浜も同じ砂でしょ」と思っている皆さま、ぜひ海へ遊びに行った際に砂を一握りとって目の前に持っきてみてください。様々な色や形をした生き物の痕跡が見えてきますよ。

 

車内で一人盛り上がるボスを横目にビーチコーミング企画もしっかり作らなきゃなと焦りつつ、この日の砂浜めぐりは終了。海の砂ネタの企画にご期待ください。

 

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投稿者:

仲栄真 礁

沖縄生まれ沖縄育ち / 九州大学農学部を卒業後、琉球大学大学院理工学研究科へ進学し、博士課程を修了。博士(理学)/ アザミサンゴがもつ蛍光タンパク質の生物学的機能について研究 / キュリオス沖縄 理事 /

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