沖縄の海の生き物の宝庫を訪ね歩いてみよう!ハカセと行く、干潟と藻場の自然観察
ハカセと行く、干潟と藻場の自然観察3つの魅力
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とにかく色々な海の生き物たちに出会える!
干潟はとくに生物の種類が多いので、いろいろな生き物を観察したいなら迷わず干潟ウォッチング!潮が引いたときに散策して生き物を観察する「礒歩き」スタイルでツアーを行います。
02
ガイドは自然科学分野の専門家
フィールドに慣れ、県内の大学・大学院で沖縄の自然・生物の研究をしていたメンバーによるガイド・解説。疑問・好奇心にとことん応えます。
03
美しい沖縄の海の風景の中で自然体験
干潟の向こうはサンゴ礁の海、そのまた向こうは風と波に侵食された岩がそそり立つ、風光明媚なフィールドでの体験です。
ハカセと行く、干潟と藻場の自然観察ツアー内容
ご挨拶と注意事項
沖縄の自然をテーマとした研究経験をもつガイドの自己紹介と、サンゴ礁を安全に散策するための注意事項を確認します。熱中症対策やケガ防止、海の危険生物についてご説明します。
ストップ!近づくと隠れてしまうシオマネキを観察しよう!
オスの片方のハサミが異様に大きくなるカニ、シオマネキ。近づくといっせいに穴の中に隠れてしまいますが、少し遠くからならじっくり観察することができます。写真は鮮やかな青い甲をもつ「ルリマダラシオマネキ」。
サンゴ礁の岩場を彩るナガウニの仲間
ナガウニは、サンゴ礁でもっとも多く見られるウニ。岩の表面の藻を食べると同時に、岩そのものを削り取っていきます。サンゴ礁の岩の上には、そうしてできた「谷」がたくさんあります。
砂地に横たわるオオイカリナマコ
砂地にはいろいろな種類のナマコの仲間が。中でも変てこなのがオオイカリナマコ。大きいもので長さは2m近くになります。
岩の下に隠れた生き物を探す!
岩の下の生き物を探すときは、逃げるものがいないかよく見ながら、そうっと岩をどけます。岩の下には日光に弱い生き物なども付いているので、ひっくり返した岩は必ず、生き物をつぶさないようにしてもとの方向・位置にもどします。
海草の林に隠れた生き物を探す!
アマモ類やリュウキュウスガモが群生する場所は、さまざまな生物の隠れ家となります。時期によっては全身緑色のカニなんかも着いています
ヤドリエビの仲間を発見!
ごくごく小さな、でも色鮮やかなエビの仲間です。探し方を知っていると、こんな生き物に出会えることも。
シャコガイを発見!
シャコガイの仲間は、岩に埋もれるようにして暮らしています。殻からはみ出した肉の部分(外套膜)の色は種類や個体によってさまざま。
チドリミドリガイ発見!
これはチドリミドリガイというウミウシの仲間。背中をおおっている膜を開けると、なんと中はあざやかな緑。これは食べた植物(藻類)の葉緑体を取り込んで、自分のエネルギー源として使っていると考えられています(盗葉緑体といいます)。
海辺の「パチン」という音の正体は…
歩いていてときどき聞こえる「パチン」「カッチン」という、けっこう大きな音の正体がこちら。数センチほどのエビが、ハサミをとじる時の衝撃で出している音なのです。
ツアー終了!干潟の自然や生物について振り返ってみよう!
ツアーは2時間30分から、体力が持つ場合は3時間くらいまで。手足を拭いて乾かしたらツアー無事終了!ツアーを振り返り、干潟の持つ役割などについて考えてみましょう!
フォトギャラリー
ツアー参加者の声
来年も絶対参加したい。
(10代 男性)
毎年家族で沖縄に来ているので、次に沖縄に来た時も絶対に参加したい。
衝撃的。
(30代 女性)
あんなにたくさんの生き物を見られるなんて、とても衝撃的でした!また沖縄行くときはぜひ参加させてください!
カメラも買って行きます!
あれ何?これ何?の好奇心にことごとく応えてくれる
(30代 女性)
県内在住で、家族で海の観察に行ったこともありますが、いろいろ質問をしたことに対していちいち説明してくれるので、新しい世界が見られました!
ツアー概要
沖縄の海の生き物の宝庫を訪ね歩いてみよう!ハカセと行く、干潟と藻場の自然観察
所要時間 | 約2.5時間 |
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ツアー催行日 | 潮の満ち引きにより催行できない日もございます。こちらのページよりご確認ください→https://curiousokinawa.com/tidal_flat_calendar/ |
集合場所 | 恩納村ふれあい体験センター駐車場(沖縄県国頭郡恩納村字恩納5973) |
集合時間 | 潮の満ち引きにより異なります。こちらのページよりご確認ください→https://curiousokinawa.com/tidal_flat_calendar/ |
対象年齢 | 5歳~(内容的上の対象年齢です。より小さなお子様も条件により参加いただけます) |
用意していただくもの |
・帽子 ・飲み水(一人500ml以上) ・日焼けが気になる方は日焼け止め ※17cm以下、もしくは31cm以上の靴は、申し訳ありませんがお客様の方でご準備ください。ソールのしっかりした運動靴が適します。サンダルなど、かかとが完全に覆われない靴は不可です。 |
こちらで用意するもの |
・マリンシューズ(18cm〜) ・観察道具いろいろ |
料金(1名様) |
<貸し切りプラン> 1ツアー1グループ限定で、お客様の興味・目的に合わせてじっくりとご案内いたします。応相談ですが、開始・終了時間なども少し融通が効きます。2名様以上での受け付けとなります。 お一人様あたりの料金(税込み価格です。料金にはガイド料、観察用具等レンタル料、保険料が含まれます。) 2名様:¥8,500/1名 3名様: ¥7,500/1名 4名様〜: ¥6,500/1名 ※「2人目以降」の「12歳以下のお子様」については、ツアー料金を半額にて受付いたします。 例:大人2名、12歳1名、10歳1名→6,500円×3+3,250円=2,2750円(おひとり様あたり5,687.5円) ※10名様を超える場合はご相談ください。 |
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集合場所
よくある質問
- どんな服装でいけばいいの?
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帽子は必ずご用意ください。服は動きやすいものをご用意いただき、日焼けが気になる方は長袖をオススメいたします。ズボンは濡れても良い長ズボンかヒザが隠れるズボン(七分丈など)でお願いいたします。足元は貸出のマリンシューズを履いていただきます。
- マリンシューズはレンタルできますか?
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はい、マリンシューズのレンタル料も参加費に含まれています。事前に足のサイズをお知らせください。マリンシューズの貸出は18cmからとなります(17cmくらいから18cmで対応できます)。
- 生き物を捕まえてもいいの?
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生き物に触れる前に触ってもよいかガイドに必ず確認しましょう。サンゴ礁の海には危険ない生き物も生息しています。また、無理に触ろうとすると生き物にダメージを与えてしまうこともありますので、ガイドの注意をよく聞いて触るようにしましょう。
- 干潟はぬかるむ?どろどろになる?
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いわゆる「干潟」というと泥干潟を想像するかもしれませんが、ツアーで案内する場所は「砂干潟」で、足がうもれるような場所は全くありません。
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